2008年1月6日日曜日

続「「超」・整理法 時間編

著者名;野口悠紀夫 出版社;中央公論社 出版年度;1995年
  昨年までのこの濫読ぶろっがーには2004年11月から2007年7月ごろまでに書いたものを閉鎖されたサイトから移動してきたものがほとんど(一部新規追加したものもある)が、今月から新規作成されるものは、ほとんどリアルタイムで読後感を読み終わった月日にあわせてアップロードできる。さてベストセラーを記録した「超整理法」だが、角2の」封筒に書類をいれて時系列に並べて整理するという方法には失敗したが、時間を視覚的に把握するという基本理念には今でも賛同。12年遅れて超整理手帳を導入したが、パソコンからのプリントアウトとの「整合性」がやはりこの手帳が一番。アイデアノートなど個別のメモ帳の充実度も完璧だし、まとまった理論などのメモやタスク達成などの表は別の無印良品のA5サイズの手帳と併用しているが、非常に使いやすい。「一年間」を52週間に分割してスケジュールをたてるわけだから、一年間の時間配分も視覚的に理解できる。2008年をむかえて当時はまだアナログのメディアしかなかったにもかかわらず、時間という資源をいかに「見える化」していこうか、といった試みがこの高い水準でまとめられているのは嬉しい。今後10年たってもおそらくこの本は時間管理術の名著として数え上げられることだろう。

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