2007年8月19日日曜日

週刊東洋経済4月29日・5月6日「企画書超入門」  

「売れる本はどうして売れるのか」「読者のコンプレックスに訴求する」…このくだりが妙に気になって忘れられない週刊誌になってしまった。もちろんメイン テーマとは関係がない一文なのではあるが。企画書のポイントはなるべく1枚の紙に集約して、「相手が求める企画書」であるかどうかということになる。会社 でいえば、事業展開がしやすく利益をあげやすい企画でないとなかなか通らないということになるのだろう。ソニーの事例でいえばロケーションフリーという家 の中に一台おいておくだけで世界中どこにいても自宅の居間と同じようにテレビ番組を楽しむという発想。またアイデアを拡散→集約→ビジョンと練り直してい く方法。大胆な目標数字。読ませるよりはみせる図でパワーポイントを構成。本はコンプレックスで売れるという集約に達したならばそれをいかにビジョンにつ なげていくかは確かに楽しみつつも「わかりやすい」企画書でなければならないだろう。雑誌の特集にしてはなかなか読み応えのある特集だったが、結果的に は、努力と練習以外にはやはりないんじゃないかな、というのが読後感…。

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