2007年8月19日日曜日

世界一やさしいネットワークの本

著者名 ;山村久美子 発行年(西暦);2004年 翔泳社
 絵本のように買い込まれたネットワーク入門の本。小学校で「糸電話で3人以上が会話するためにはどうするべきか」というテーマに取り組む子供たち。ルータ、IPアドレス、MACアドレス、トランスポート層の役割など難しい用語をわかりやすく解説。小学校時代のちょっとしたロマンスなどもからめてあって非常に面白い。そもそもネットワークってなんだろう…と考え始めたときに、基本の糸電話から話を始めていって、しかも絵本風の本にしてしまうというアイデアがいい。
 最後に付け足しの二進数やWWWの解説ははたして必要だったのかどうか…。ただこうした絵本がこれから小学生や中学生向けにもいろいろ出版される可能性は高いと思う。だって楽しいし…

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