2007年8月19日日曜日

夢をかなえる時間術

著者;伊藤真 出版社;サンマーク出版 発行年2007年
 「夢」「目標」をしっかり確立してから、時間管理のスキルを考える…。あたりまえのようなだが、その「あたりまえ」がなかなか出来ないから人間は難しい。手段が目的化してしまうリスクを著者は指摘している。たとえば司法試験をめざすとした場合、最終的な目標は「合格」なのかあるいはそれから先にある「世界平和」とか「法律の下の平等」なのか、といった問題意識、課題意識の設定は確かに重要だ。
 私の場合には最終的な目標はおそらく今の仕事についてまず「極めてみること」、そのためにはやはり一般知識をある程度確立してから、特定分野への深い知識を獲得して夢のある商品、製品を作り出す…ということになる。それほど楽な夢ではないが、もしそれが名作あるいは素晴らしい商品であれば、世の中を良くする「最初の手がかり」にはなると思う。最終的な目標さえあれば途中の挫折などはあまり気にしないでいい、ということになるだろうか。

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