2007年8月19日日曜日

受験勉強は役に立つ

s コンテンツ主義…「何を勉強するのか」ではなく、「いかにして勉強するのか」を重視するプロセス主義の立場にたつ。プロセスそのものが重要なのであって、 歴史の年号であれなんであれ、その中身はそれほど重要ではない…という考え方。これ、案外あたっていると思う。保健体育や家庭科などでは実習が重視される が、実習そのもの中身がそのまま社会生活で活用できるということではなくて、実習を「いかにして効率よく達成できたか」という方法論さえマスターすれば実 際の社会人生活に応用できる部分が増えてくるということなのだろう。数学や英語などは確かに未知の世界の中でいかにして情報を入手していくかという探索方 法のマスターにもなるし。方略思想や学習性無力感など心理学の知識も紹介されており、読みやすくて実用性の高い新書だと思う。

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