2007年8月19日日曜日

超手帳術

著者名;野口悠紀夫 発行年(西暦)2006;講談社
手帳やメモの使い方に悩んで、もう一度開いてみたのがこの本。目的や目標などを手帳に記してもやはり無駄というか、本当の目標はやはりメモとか手帳ではな く自分自身の「頭の中」にあるものではないか…と思ったのがきっかけだ。それよりモバイルとメモの使い分けをどうしたら効率的か、というのが現在の緊急の 課題である。電子媒体に向いているのはやはり編集機能や索引機能で、アイデアやto doリストなどはメモや紙のほうがむいているらしい。また時刻表をデジカメで撮影するなど、書類をスキャナで保存するのではなく、画像として残しておく方 法があることをこの本で学ぶ。やはり書類のサイズの標準化は必要でそれは野口悠紀夫氏にかぎらず現在ではA4サイズに統一するしかない。今ではもうクリア ファイルも含めてすべてA4に自分自身でも統一しているがメモもA7サイズなどのほうがいいのかもしれない。また新聞や雑誌の切り抜きなども「あまり活用 できていないなあ」と思っていたのだがこの本でも切り抜きだけではやはりだめと指摘されている。メモは自分のためだけの貴重な情報源ということでいったん 自分のフィルターを通しているからこそ次の活用がきくということかもしれない。自分に必要な情報をいかに選別するか、ということがメモやモバイルの本当の 役割になるのだろう。さてメモは1冊になるべく限定するべきだが、それ以外についてはほかの本で知ったバイブル方式のリフィルをしばらく利用してみるつも りである。クリアファイル・バイブルノート・メモ・デジカメ・モバイルといったあたりが、しばらく情報活用の自分の道具ということになるだろうか。

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