2007年8月19日日曜日

「現役年齢」をのばす技術

著者;和田秀樹 PHP新書 2006年
「趣味を楽しむ」「旅行をする」といったほかに、知的能力が高いほうが死亡率が低いという統計データが紹介され、知的実践力のすすめなども。交際のためにお金を使うなど、前頭葉を活性化するための具体的な方法が目白押しに紹介。「働くことは健康のためによい可能性がある」という主張も展開(これは確かに実際に働いている人のほうが若く見えるというのは事実)。中高年になってからの商品開発能力の展開なども進められており、若いときからの経験が勉強がものをいうのが中高年(逆に言うと20代、30代における蓄積がいかに重要なことかということも裏返しでいる)。いずれにせよ老化現象はあるわけで、ゆっくりと働き方を老化にあわせて変えていく努力も必要になるだろう。

0 件のコメント: