2007年8月19日日曜日

自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」技術

著者名;和田秀樹;発行年(西暦)2006;新講社
 なんと2006年12月発売にして2007年2月で10刷。ちょっとしたベストセラーになるのではなかろうか。「まとめ」の力というのは難しいがまずはや はり実践するのが一番。この本で一番面白かったのは、「自分をカリカライズする力」の重要性が解説されているところだった。自分自身を「笑いもの」にでき るかどうか、客観的に漫画みたいに思えるかどうか…といったあたりがポイントか。自分で自分を漫画にできるような力さえあれば確かにコミュニケーションの 力はつくし、コミュニケーションできる力がやはり基本。社会保険庁も「100年安心」とかなんとか難しい数値で煙にまこうとしている姿勢がみえるが、ここ はもう自分で自分を笑いものにすれば世間からどれだけ浮いた存在になっているかがわかると思う。「年金は強制徴収。強制徴収した年金をグリーンピアで運用 したが大失敗に終わりました。役人には商売は無理だということがわかりました」「年金徴収して自分たちの本を自分たちで監修して年金の中から個人的に着服 しました。これって役得」とかもう笑いものにしてから新しい組織に移行していただければ…。

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