2012年6月25日月曜日

コンビニのしくみ(同文館)


著者:笠井清志 出版社:同文館 発行年:2007年 本体価格:1600
 流通関係の書籍は短い期間で売り切って増刷はあまりされないものという認識でいたが,この本は2011年で5刷目。縦書き二段組で文字は14級という大きさ。非常に読みやすい。またスペースを埋めるだけのイラストや図版というのが少なく,ちゃんと意味をもった図解がなされているのが嬉しい。それほどイラスト作成にお金が必要とは思えないシンプルな図版だが,内容にこだわれば,ロングセラーにもなりえるという書籍の見本でもある。一般的な話以外に,店舗に入って一番最初に目にはいるゴンドラ(エンドゴンドラ)は販売促進と衝動買い誘発を目的としているなど,かなり細かい話がまたまた個人的には嬉しい。エンドゴンドラなど,図解がないとちょっとすぐには理解できないし。いろいろ流通関係の本はあれどこの本はお勧め。

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