2012年6月3日日曜日

王妃マリー・アントワネット(新人物往来社)

著者:安達正勝 中野京子 桐生操 佐野あき 本城晴久 小井高志 三品純 森美与子 鷹沢のり子 柳谷巌
出版社:新人物往来社 発行年:2010年 本体価格:1800円
 とてつもなく豪華な著者陣で、やはり同系列の書籍で著者ではなく出版社が自ら編纂した本とでは文章の光り方が違う。監修であれ校正であれ、学識経験のある著者が一度目を通した書籍とそうでない書籍とではやはり文章は異なる。この本は写真の合間合間にあるテキストが非常にわかりやすくてよい。
 マリー・アントワネットだけではなく、オルレアン公、ポリニャック夫人、ランバル夫人、マリー・テレーズ・シャルロットといったマリー・アントワネットをとりまく重要人物についてもページがさかれ写真が掲載されているのもよい。なかなか見たことのない図版が大量に掲載されており、しかもこの著者なのでもう少し売れてもいいような気がする。

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