2010年1月25日月曜日

御社の営業がダメな理由(新潮社)

著者:藤本篤志 出版社:新潮社 発行年:2006年 本体価格:680円
 タイトルだけみて気になっていたものの、ついに3年間読まずにいた本を読破。確率論的営業ということで要は営業ターゲットをいかにたくさん回れるかがポイントで、さらにそこに営業能力や全体的な流れを読み解くグランドデザイン能力が必要…というもの。営業日報についてはあまり皇帝的な見方をしていない本だが…。営業が営業として成立する理由ってまだまだ不可解な部分が多い。「これ」という科学的要素の決め方がなかなかないのだが、もしあるとするならば、「営業に向いている」というアナログ的な印象でしかない。気合だけでもだめだし、人柄だけでもダメ。営業能力って一種の情報産業かもしれないが、それを営業能力とよぶならば、質の高い情報をたくさんもって量をこなすのが一番…ということにもなりかねないが…。
 もちろん営業をかけても無駄な営業先というのもあるわけでそれを見抜く力も必要になるのかもしれない。難しいところだなあ…。

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