2010年1月21日木曜日

10分刻み超勉強法(マガジンハウス)

著者:中島孝志 出版社:マガジンハウス 発行年:2009年 本体価格:800円
 「10分間」を最も集中できる時間と位置づけその活用方法を探る。実際には「10分間」というと単純記憶か復習ぐらいにしか役に立たないといった印象が強いが、著者はエピソードによる記憶やそのほかのジャンルにまで「10分間」を活用していこうという姿勢をみせる。資料の整理方法のところでは使わない資料はゴミなので捨てるか整理するかといった思い切りのいい手法を提案するが、確かに使わない、読まない資料をずっと保管しておくのは時間とスペースの無駄ではある。スキルアップやバージョンアップが最終目的の内容だが、小刻みにあく空白時間をいかに有用に活用するべきかといった考え方からすると目についた手法で自分にあった内容を日常生活に取り込めるものは取り込んでいくといった態度が一番いい内容なのかも。約240ページの内容で800円なので、1ページあたりの単価は約3円。安いか高いかは読者のそれぞれの状況による。

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