2010年1月16日土曜日

こんな男は捨てられる(ソフトバンククリエイティブ)

著者:山崎世美子 出版社:ソフトバンククリエイティブ 発行年:2009年 本体価格:760円 評価:☆☆☆☆
 ありゃ。痛いところをズバズバついてくる新書。ソフトバンクグループのイメージとはちょっと感じが違う内容だが、考えてみればこれもリアルな情報源。元探偵というだけあって具体的な事例も豊富(?)に掲載。「男は浮気もして結婚生活も維持しよう」とするから、トラブルを招くことが多いという説明にも納得。自然体で過去にとらわれることなく生活するという主張が見え隠れする著者の説得力にもうなづけるものがある。理屈をこねる男がきらわれるとすると、まあ私も嫌われるタイプなんだろうな、という自覚もめばえ…。ただ繰り返し読んでいると自分も自然体からかけ離れていく可能性があるので、男性が読むよりも女性が読んだほうが、長期的にはいいのかもしれない。

 「キャバクラにはまる男」(173ページ)には個人的にかなり納得。実際に理由は同性としてもわからないが1ヶ月の給料の大半を何某というお店に注ぎ込み、本命の彼女にも愛想をつかされ、それでもなおキャバクラに通っていた知り合いがいたが、はたして今でも元気なんだろうか…。同性はもちろん、異性からも冷静に観察されているとこの本で知ったら、「熱病」を取り除く最高の治療薬にもなるかもしれないが…。

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