2007年9月30日日曜日

不可能を可能にする最強の勉強法

著者名;吉田たかよし 発行年(西暦);2005  出版社;PHP文庫
う~ん…確かに最強の勉強法なのかもしれないがいまひとつ感情移入できないのは相性のせいかどうなのか…。「暗記用のメモ」作成や長い専門用語のリストラなどすでに自分自身が無意識に実行していたことも取り上げられているがそれでも共感できないという…
 「暗記用メモ」とはいっても、これは会議やあまり意識の集中を必要としないときに語呂合わせや暗記事項を一つにまとめたものに過ぎない。一定時間これを繰り返してぼんやりみているだけでも記憶はできる(ただし思考能力は身につかない)。長い専門用語のリストラは法律関係や情報処理関係では必須のスキルで、これをやらないと膨大な専門用語の羅列に苦しむことにはなる。で、おそらく参考になるとすれば論文用の「48手」という考え方で論文式の試験の前に48の論点整理と論述を頭に叩き込んでおくという方法。これならば確かに論文式の学習には役に立つが…。今後の展開がさらに微妙な著者のPHP文庫版という印象。

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