2010年6月22日火曜日

大事なことはすべて記録しなさい(ダイヤモンド社)

著者:鹿田尚樹 出版社:ダイヤモンド社 発行年:2009年 本体価格:1429円
 一種のハウツーものだが、データはそろえればそろえるほどスッキリしてくる…という経験則からも、「ある程度」はマメに記録しておいたほうが、いろいろと後日役立つことも多いということは確実にいえる。「記録」しておいて一定期間経過後には捨てることも必要だが、ICレコーダーにせよなんにせよ、検索可能な状態にさえしておけば、有用な記録はかなり多い。とはいってもこの本の著者のようにまではなかなかなれないが…。プロフィールシートという独特の履歴書がけっこう気になった。プライベートでは自分個人の名刺を使用しているが、そうしたオリジナルの名刺はかなり役に立つことは間違いない。またICレコーダーも利用方法によってはかなり面白い使い方もできる。そしてデータベースとしてはやはりブログが一番使えるっていうのも間違いない。一応公共のスペースではあるのでそれなりの配慮が必要だが、一定の礼儀さえわきまえていれば個人のデータベースとしてはかなり使えるスペースがこのブログ。特にgoogleのブロッガーはやはり相当なものだと思う。このブログがあるおかげで自分個人はかなり大胆に本を捨てることができるようになったが、それは入手可能な本であれば、いったん捨てて必要であればまた買えばいいというアナログへの「郷愁」を断ち切ることができるからだ。なんいせよ「色で記憶」とかあれこれ工夫している著者の姿は自分自身にも励みになる。ただしこれをこのまま取り入れるのではなく、私の場合にはジャンルを限定していくなど、さらに「範囲」を絞り込んでいく必要性があるが…。

0 件のコメント: