この著者の代表作といえばおそらくこの「組織の不条理」。タイトルを変更して日本経済新聞社から文庫本で発刊されたが、内容がかなり凝縮されているので文庫本よりも単行本のほうが読みやすいと思う。本の「判形」は、価格の高い安い以上にreadbilityに関係してくる要素が強いと思う。文庫本だとなかなかメモ書きもできないが、この本だと他の菊澤先生の著作物とリンクさせてページを記入したり、他の経営戦略論や行動経済学の書籍とリンクもできる。別にリンクはウェブだけの特権ではなく、他の書籍の作品名とページ数を相互に関係させるたけでリンクできちゃったりするが、それには書籍にメモをはりつけたり書き込んだりしなくてはならない。単行本のほうがそうした作業には向いているし、単に本を読んだというだけでは発展がないが、それをいかに日常生活に取り込むかは読者の本の活用次第。市場経済では統制しにくい問題を内部化してしまう所有権理論など新しい経済理論はこうやって活用するのか…といった事例がわかりやすく著述されており、経営戦略や経営組織論として読むだけではなく、日常生活のちょっとしたHACKSとしても活用できる著述が多々みられる。名作といってよいだろう。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2009年11月9日月曜日
組織の不条理(ダイヤモンド社)
この著者の代表作といえばおそらくこの「組織の不条理」。タイトルを変更して日本経済新聞社から文庫本で発刊されたが、内容がかなり凝縮されているので文庫本よりも単行本のほうが読みやすいと思う。本の「判形」は、価格の高い安い以上にreadbilityに関係してくる要素が強いと思う。文庫本だとなかなかメモ書きもできないが、この本だと他の菊澤先生の著作物とリンクさせてページを記入したり、他の経営戦略論や行動経済学の書籍とリンクもできる。別にリンクはウェブだけの特権ではなく、他の書籍の作品名とページ数を相互に関係させるたけでリンクできちゃったりするが、それには書籍にメモをはりつけたり書き込んだりしなくてはならない。単行本のほうがそうした作業には向いているし、単に本を読んだというだけでは発展がないが、それをいかに日常生活に取り込むかは読者の本の活用次第。市場経済では統制しにくい問題を内部化してしまう所有権理論など新しい経済理論はこうやって活用するのか…といった事例がわかりやすく著述されており、経営戦略や経営組織論として読むだけではなく、日常生活のちょっとしたHACKSとしても活用できる著述が多々みられる。名作といってよいだろう。
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