2012年9月23日日曜日

日本経済の基本(第4版)(日本経済新聞出版社)

著者:小峰隆夫 出版社:日本経済新聞出版社 発行年:2010年 本体価格:1000円
 日経文庫のビジュアルシリーズは、見開き構成で2色、さらに図式やグラフが充実しているという点ではお買い得アイテムが多い。ただ本体価格はページ数と比較するとやたらに高く、販売実売部数はそれほどないのかな、とも思う。黒と緑の2色のバランスは目にも優しく、国内総支出の内訳が図表にまとめられているので、これよりもっと難解な経済関連の書籍を読むときにもレファランスして理解を深めることができる。しかも版を重ねるごとにテーマが最新のものに差し替えられるとともに文章の著述内容も微妙にバージョンアップされ精度が増して来ている。あとはもう本当に本体価格を2割ほど下げて欲しいところだが…。あるいは現在の本体価格でいくならば索引の充実をのぞみたいところ。

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