新書には珍しく絵画を4色で印刷してエピソードを著者が記すというスタイルで、かなりコストがかかっていると思われるが内容がまた面白く…。序章でルドルフ1世を取り上げハプスブルグ家の歴史の始まりを、そしてマクシミリアン1世、ファナとフィリップ、カール5世(カルロス1世)、フェリペ2世、フェリペ4世、カルロス2世、ルドルフ2世、マリア・テレジア、マリー・アントワネット、フランツ2世、エリザベート…錚々たる顔ぶれに画家のほうもデューラー、プラディーリャ、ティツアーノ、エル・グレコ、ベラスケス、マネと錚々たるメンバー。そして神聖ローマ帝国の始まりから崩壊までを一気にこの新書サイズで読み通せてしまう構成になっているのだから面白いのは当然だ。仇敵のフリードリヒ大王やナポレオンの肖像なども掲載されており、これまでハプスブルグ関係の書籍を色々読んだ中でもビジュアルと文章のバランスが最も優れている書籍の中のひとつ。絵画「狂女ファナ」は見開き2ページで鑑賞できるようにもなっており、一読、再読の価値ある優れた新書。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2009年2月23日月曜日
名画で読み解くハプスブルグ家12の物語(光文社)
新書には珍しく絵画を4色で印刷してエピソードを著者が記すというスタイルで、かなりコストがかかっていると思われるが内容がまた面白く…。序章でルドルフ1世を取り上げハプスブルグ家の歴史の始まりを、そしてマクシミリアン1世、ファナとフィリップ、カール5世(カルロス1世)、フェリペ2世、フェリペ4世、カルロス2世、ルドルフ2世、マリア・テレジア、マリー・アントワネット、フランツ2世、エリザベート…錚々たる顔ぶれに画家のほうもデューラー、プラディーリャ、ティツアーノ、エル・グレコ、ベラスケス、マネと錚々たるメンバー。そして神聖ローマ帝国の始まりから崩壊までを一気にこの新書サイズで読み通せてしまう構成になっているのだから面白いのは当然だ。仇敵のフリードリヒ大王やナポレオンの肖像なども掲載されており、これまでハプスブルグ関係の書籍を色々読んだ中でもビジュアルと文章のバランスが最も優れている書籍の中のひとつ。絵画「狂女ファナ」は見開き2ページで鑑賞できるようにもなっており、一読、再読の価値ある優れた新書。
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