著者:フランクリン・コヴィー社特別編集 出版社:アクタス・ソリューション 発行年:2007年
わずか2年前に出版された本なのに、もはや書店でも入手不可能になってしまった本。アクタスさんが倒産されたせいだが、フランクリン・コヴィー社のブランドでもいきづまるというあたりに出版関係の難しさがかいまみえる。7つの習慣については色々と批判もあるとは思う。ただ曖昧模糊とした「自己啓発」ジャンルに一定の分類指標を与えたのはやはりフランクリン・コヴィー社。たいていの自己啓発やスキル関係の書籍がこの7つのどれかに関係を持つので、たとえばマインドマップなどでいろいろなジャンルの自己啓発関係の書籍を自分なりに分類して系統だてて分類しておくこともできる。主体性・目的・重要事項・相互利益・理解してから相互理解・相乗効果・自己投資といったジャンルになるが、どれもが相互に関係をもつど当時に、抽象的な「自己啓発」をどこかに位置づけていくと、理解もしやすくなるし、実践可能性も高まる。ベストセラーはいくつもあれど、あまりに内容がてんでばらばらなジャンルなので、そうした自己啓発を学習するさいにはよほどのオカルト本を除いては、このフランクリン・コヴィーの7つの分類で仕訳しておくのが今の段階ではベストではないかと思う。
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