ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」の著者の新刊。一種の自己啓発ものだが、それをストーリーで描写しているのが特徴的。具体的か抽象的かという軸でみるとかなり「抽象的」。外面的か内発的かという軸でみると「内面的」。心の持ちようで順境も逆境の乗り越えられるというちょっと楽観的過ぎる見方が気になるが、可能性としては順境も逆境もそれぞれ連続しつつ、繰り返していくものだから、確かに順境におぼれず逆境に必要以上に落ち込む必要性もないのだろう。自分自身を縛り付けているのは「過度な恐怖心」という言葉も心に残る。とはいえ恐怖心は、必要以上のリスクを抱え込まないようにする人間にとっては必要不可欠な要素でもあるとは思うのだが。抽象的なストーリーだが個人的には「グッドラック」(ポプラ社)のほうがより具体的で実践的な感じがした。あまりに抽象的すぎてもなかなか日常生活に取り込んでライフスタイルを変えるっていうのは難しいかもしれない。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2009年9月22日火曜日
頂きはどこにある?(扶桑社)
ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」の著者の新刊。一種の自己啓発ものだが、それをストーリーで描写しているのが特徴的。具体的か抽象的かという軸でみるとかなり「抽象的」。外面的か内発的かという軸でみると「内面的」。心の持ちようで順境も逆境の乗り越えられるというちょっと楽観的過ぎる見方が気になるが、可能性としては順境も逆境もそれぞれ連続しつつ、繰り返していくものだから、確かに順境におぼれず逆境に必要以上に落ち込む必要性もないのだろう。自分自身を縛り付けているのは「過度な恐怖心」という言葉も心に残る。とはいえ恐怖心は、必要以上のリスクを抱え込まないようにする人間にとっては必要不可欠な要素でもあるとは思うのだが。抽象的なストーリーだが個人的には「グッドラック」(ポプラ社)のほうがより具体的で実践的な感じがした。あまりに抽象的すぎてもなかなか日常生活に取り込んでライフスタイルを変えるっていうのは難しいかもしれない。
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