2011年5月31日火曜日

デスクをメタボにしない理系志向(中央公論新社)

著者:本多弘美 出版社:中央公論新社 発行年:2011年 本体価格:760円
摂取や消化などになぞらえて機能的な収納術について語る本。いや、昔は雑然とすべてを抱え込んでいた私なのだが、ある日気づく。「ためておくだけではなくて、それを整理して加工してはじめて情報が知識になって活用できる」、と。自分なりの整理哲学は一応持っている。「スペースに応じた分は所有し、それ以外は機会あるごとに入れ替えていく」。この本になぞらえれば「新陳代謝」ということになるだろうか。一定の物理的空間の制限までは書籍を購入するが、それを越えそうになったらすべて捨てる。一定程度空間を確保してからまた余剰が出てきたら余分なものから捨てていくというきわめてシンプルな方法だ。
そうした観点からすると無意識のうちに「理系志向」で収納していたことになる。ちなみにこの本の148ページでは「マトリックス」とはもともと「何かを生み出すもの」というラテン語に由来する言葉だとのこと。マトリックスにして情報を整理すると確かに何か新しい情報が生み出されてくる。本を読んでいてこんな知識が頭に入ってくるのもまた楽しい。

1 件のコメント:

さんのコメント...

また、お邪魔します。いわゆる”断捨離”でしょうか・・。断捨離で整理整頓、断捨離で恋愛・人間関係等々、いろいろ活用されているようですが。。
でも、もったいないとか、いつか、また、使うことがあるかもしれないという頭がはたらいてしまいがちですね。
ごとりんさんのお部屋は、図書館なみに本がたくさんあるのでしょうか??
私も、もし、欲しい本を全て購入したならば、書斎?のようにはなるのではないかと思えます・・。
ゼロベース思考というのもあって、これは、断捨離的な考え方とは違いますが、この思考法も、いろいろと参考になります。

・・試験等で追われて、”泣き”に入りながらの勉強に突入状態です。。。健康面でコケないようにしないといけません・・。
せめて、あと10歳若かったらと思わずにはいられないですね。
では、ごとりんさんも頑張ってください。。

あ、壁紙を変えたのでしょうか?アンティークな感じで素敵ですね。私もアンティークや絵画にも(詳しくはないですが)興味があったので、なんとなく共感をおぼえました。。