「効率性」を追求しながらも社会貢献そのほかの理念も大事にする著者。今の時代を逼塞した時代ではなく何がおこるかわからない偶有性に満ちた世界と指摘。さらにワークライフバランスの重要性なども説明する。この著者の魅力は一定の仮説をそのまま実行に移してしまう点だろう。御茶ノ水駅そばの中型書店でPOPを見たが、おそらく著者御本人の書かれたPOPでこれもまた仮説を現実の場で検証している作業の一つではないだろうか。全5章の各章末には参考文献やURLも記載されており、読者それぞれが興味をもったテーマをさらに掘り下げていくことも可能なようになっている。最初に効率性やスキル取得といったテーマの書籍が売れてしまったのがこの著者の不幸で、おそらく日本社会全体を変えていこうというこうした本が本来は一番言いたかったことなのかもしれない。個々のスキルや効率性が高まっても社会全体が逼塞してしまえば意味がない。社会全体が活性化して、その中で個人のスキルアップなども意味をもってくるのだから、この書籍のテーマはまさしく個人の問題でもあると同時に、日本そのものの問題でもある。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2009年6月20日土曜日
勝間和代の日本を変えよう(毎日新聞社)
「効率性」を追求しながらも社会貢献そのほかの理念も大事にする著者。今の時代を逼塞した時代ではなく何がおこるかわからない偶有性に満ちた世界と指摘。さらにワークライフバランスの重要性なども説明する。この著者の魅力は一定の仮説をそのまま実行に移してしまう点だろう。御茶ノ水駅そばの中型書店でPOPを見たが、おそらく著者御本人の書かれたPOPでこれもまた仮説を現実の場で検証している作業の一つではないだろうか。全5章の各章末には参考文献やURLも記載されており、読者それぞれが興味をもったテーマをさらに掘り下げていくことも可能なようになっている。最初に効率性やスキル取得といったテーマの書籍が売れてしまったのがこの著者の不幸で、おそらく日本社会全体を変えていこうというこうした本が本来は一番言いたかったことなのかもしれない。個々のスキルや効率性が高まっても社会全体が逼塞してしまえば意味がない。社会全体が活性化して、その中で個人のスキルアップなども意味をもってくるのだから、この書籍のテーマはまさしく個人の問題でもあると同時に、日本そのものの問題でもある。
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