「何もないところに何か見る」…月をみてそこにウサギの模様を見るなど人間がなんらかのパターン付けをしてしまい、間違った考えが補強されてしまうケースなどを考察。また自分に都合のいい情報だけを取り込んでさらに間違いを拡大していくケースなど、「落とし穴」的な人間の「考え方」「信念」のあやふやさを追求した本。翻訳もわかりやすく、「噂」や「超能力」「健康法」など、非科学的なものを信じやすくしてしまう「仕組み」を解読。広くみれば認知心理の本かもしれないが、ビジネス書籍としても学習のノウハウを学ぶ本としても利用することが可能。「信じたい」という思いを「信じた結果」や科学的合理性とはまた違うことをあらためてこの本で実感。また人間の思い込みの怖さなどがよくわかる。「何か」にマインドコントロールされてしまう前に、あらかじめ読んでおくときっと役に立つ場面がでてくるだろう。名著。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2008年11月23日日曜日
人間この信じやすきもの~迷信・誤信はどうして生まれるか~(新曜社)
「何もないところに何か見る」…月をみてそこにウサギの模様を見るなど人間がなんらかのパターン付けをしてしまい、間違った考えが補強されてしまうケースなどを考察。また自分に都合のいい情報だけを取り込んでさらに間違いを拡大していくケースなど、「落とし穴」的な人間の「考え方」「信念」のあやふやさを追求した本。翻訳もわかりやすく、「噂」や「超能力」「健康法」など、非科学的なものを信じやすくしてしまう「仕組み」を解読。広くみれば認知心理の本かもしれないが、ビジネス書籍としても学習のノウハウを学ぶ本としても利用することが可能。「信じたい」という思いを「信じた結果」や科学的合理性とはまた違うことをあらためてこの本で実感。また人間の思い込みの怖さなどがよくわかる。「何か」にマインドコントロールされてしまう前に、あらかじめ読んでおくときっと役に立つ場面がでてくるだろう。名著。
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