2009年12月1日火曜日

ステーショナリーハックス(マガジンハウス)

著者:小山龍介 土橋正 出版社:マガジンハウス 発行年:2009年 評価:☆☆☆☆☆
 文房具へのこだわりが結晶化した一冊。汎用性がどこまであるのかは疑問だが、文房具への愛着が伝わってくる内容となっており、カタログのようにみえてさにあらず。いろいろな文房具を使い倒して「これは便利だ」と思ったものを著者が主観もまじえて紹介してくれている。この本にとらわれる必要性はないが、このすべてを120パーセント活用すればアイデアもわくし、やる気もでてくるだろう。いずれにせよ機能がそなわった文房具には機能美もある。ありきたりのメモではなくてなにか付加価値がついているものを利用したほうが、日常生活にも楽しみが増えるというもの。私自身も文房具にはある程度こだわりはもっているが、ここまでのこだわりは実はもっていない。かといってこの本を読むとすごく楽しく時間が過ごせるので、ちょっとしたウインドウショッピングを楽しんだ気分になる。今の時代、「これがいい」と思ったらパソコンを開いてすぐネットで買い込むこともできるので、もちろんそうした通販にも利用できる。アルティザン&アーティストのPM-091というカバンが非常に気に入ってしまったのだが、何かを持ち運ぶにもなにをするにも非常に便利そう…。

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