この1週間、出勤途中に読んでいたのはこの本。緑のカバーが非常にきれいでブックカバー好きの私もこの本は、ブックカバーをつけずに持ち歩く。「ヘルピング」という言葉が冠した書籍が増えたが、経営組織学の中の人間に関する部分を取り扱った内容。正直タイトルのわりには内容は難しく、巻末の金井嘉宏氏の解説35ページが非常に役に立つ。エッセンスは解説で要約してくれているが、解説を読んでからもう一度本文を読むぐらいの感覚でないと内容の把握は正直難しいかもしれない。平易でわかりやすい文章だが、だからといって内容がわかりやすいとは限らない。おそらく翻訳者もそのあたりを配慮して、原本の注記のほかに翻訳者による専門用語の注記や解説も付されており、特に学者志望や経営組織の専攻でなくても用語に戸惑いを覚えることが少ないように構成されている。編集者による編集方針もおそらくあったと思うが、装丁も内容もかなりきちんと編集されているので、安心して読み進めることができるほか、書棚に保存しておいて損する可能性はきわめて少ない良書のひとつといえるだろう。296ページのページをフルに使い切った丹精でしかも作り手の意気込みが伝わってくる翻訳書。価格も定価1,900円と良心的な設定である。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2009年12月5日土曜日
人を助けるとはどういうことか(英治出版)
この1週間、出勤途中に読んでいたのはこの本。緑のカバーが非常にきれいでブックカバー好きの私もこの本は、ブックカバーをつけずに持ち歩く。「ヘルピング」という言葉が冠した書籍が増えたが、経営組織学の中の人間に関する部分を取り扱った内容。正直タイトルのわりには内容は難しく、巻末の金井嘉宏氏の解説35ページが非常に役に立つ。エッセンスは解説で要約してくれているが、解説を読んでからもう一度本文を読むぐらいの感覚でないと内容の把握は正直難しいかもしれない。平易でわかりやすい文章だが、だからといって内容がわかりやすいとは限らない。おそらく翻訳者もそのあたりを配慮して、原本の注記のほかに翻訳者による専門用語の注記や解説も付されており、特に学者志望や経営組織の専攻でなくても用語に戸惑いを覚えることが少ないように構成されている。編集者による編集方針もおそらくあったと思うが、装丁も内容もかなりきちんと編集されているので、安心して読み進めることができるほか、書棚に保存しておいて損する可能性はきわめて少ない良書のひとつといえるだろう。296ページのページをフルに使い切った丹精でしかも作り手の意気込みが伝わってくる翻訳書。価格も定価1,900円と良心的な設定である。
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