60万冊突破という帯にひかれて購入。一気に読み終わる。う==ん。個性豊かな人物が多数登場して、それぞれがそれぞれに面白いのだが、警察モノだとやはり「震度0」みたいなリアリティが感じられず、どうしても「きれいごと」かも…。とふと思ってしまうような場面も。最終的には「みんな、それぞれいい人」というあたりに納得いかない気も。ノンキャリアでたたき上げの女性警部補が猟奇殺人事件の捜査をめぐって走り回るという設定もなんだかなー。この手の捜査で所轄の警察署だけで捜査を担当ということはおそらくないだろうし。捜査本部のIT能力ももっと実際は高いはず。また経歴についての洗い出しはこの小説ほど甘いものではないだろう…という気もする。が、60万冊も売れているということは、「ありそうで実はないだろう」という設定が微妙に読者の購買意欲をそそるのかもしれない。ラストの「落ち」については、途中ですでに個人的に「こういうラストかな?」と想像がついた部分も…。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2009年12月12日土曜日
ストロベリーナイト(光文社)
60万冊突破という帯にひかれて購入。一気に読み終わる。う==ん。個性豊かな人物が多数登場して、それぞれがそれぞれに面白いのだが、警察モノだとやはり「震度0」みたいなリアリティが感じられず、どうしても「きれいごと」かも…。とふと思ってしまうような場面も。最終的には「みんな、それぞれいい人」というあたりに納得いかない気も。ノンキャリアでたたき上げの女性警部補が猟奇殺人事件の捜査をめぐって走り回るという設定もなんだかなー。この手の捜査で所轄の警察署だけで捜査を担当ということはおそらくないだろうし。捜査本部のIT能力ももっと実際は高いはず。また経歴についての洗い出しはこの小説ほど甘いものではないだろう…という気もする。が、60万冊も売れているということは、「ありそうで実はないだろう」という設定が微妙に読者の購買意欲をそそるのかもしれない。ラストの「落ち」については、途中ですでに個人的に「こういうラストかな?」と想像がついた部分も…。
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