2009年8月12日水曜日

必ず!「プラス思考」になる7つの法則(新講社)

著者:和田秀樹 出版社:新講社 発行年:2008年
 通勤時間が種々の関係で短くなってしまった。勢い、通勤時間内で読めて、しかも会社についてから積極的に動けるモチベーションがでてくるような本を選んで朝読むことになる。ワイド新書サイズの和田秀樹の著作物だとちょうど短い通勤時間で読めてしかも会社に着いてから8時間以上頑張ることもできる内容なので非常に都合がいい。
 自分への悪口や皮肉をさらっと流してマイペースで頑張れる人っていうのが一種の幸せな人、もしくはプラス思考の人ということになるが、どうせ仕事をするのであればそうしたプラス思考の人のほうが一緒に仕事をしていて楽しい。けっして明るい人間ではないけれど、プラス思考でマイナスの状況をもプラスに考えることの出来る人間だと、周囲の人間も協力体制になってくれるというものだ。不機嫌な人の定義として「すべて自分に都合のいいように考える」という特徴が指摘されているが、これ、わかるなー。不機嫌な人ほど自分に都合の悪いことには目をつぶり、他人のあら捜しが好きだし。ま、何かトラブルがあったときには「自分も悪かったなー」と反省できるという部分もプラス思考の一部だし、そう思えばきっと腹がたつことも減ってくる。怒りや憎しみの感情がなければ必然的にプラス思考になっていく…ということだろう。猜疑心の強いリーダーや上司っていうのは、確かに人望がないことは明らかだし。

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