2008年6月23日月曜日

mixi究極マスター(普遊舎)

筆者:普遊舎ip!編集部 出版社:普遊舎 発行年:2007年
評価:☆☆
SNSと言う言葉を聞いてわかったようなわからないような気持ちだったが,実際にmixiに参加してみてその便利さとリスクに気がつく。うまく活用すればメールやウェブよりも個人情報を保護しつつ,さらに書きたいことをウェブに載せることができるが,マイミクシィやコミュニティなどに不用意に参加すると,思わぬ個人情報の流出の可能性もありうるというわけだ。モラルやマナーはウェブと変らないが,信頼できる人だけに公開できるという点では要ってい程度は制約がかけられているコミュニティの集積体。だがこれが次のウェブのあり方かどうかは,まだわからない。そうしたmixiに参加しているのが現在1000万人とされている。すでに出身中学や高校やクラブ活動,大学といったコミュニティにも参加したが,とてつもない数のコミュニティ。「指トマ」以上に同窓会そのほかに活用できるアイテムだが,ビジネスにもうまく活用すれば活用できる要素がある。思いつきをメモにして日記帳に「非公開」として一時保存することもできるだろう。一般的な活用方法や関連するダウンロードソフトなどもこの本では紹介されており,いわばマニュアルとしては500円という販売価格で,コンパクトに活用方法を知ることが出来る。出版社側では「本」というよりも「雑誌」という分類で発行しているようだが,今後実際のmixiのサービスがグレードアップするにつれて,この本もバージョンアップしていくと言うことなのだろう。

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