2008年6月29日日曜日

高血圧の常識はウソばかり(朝日新聞社)

著者:桑島巌 出版社:朝日新聞社 発行年:2007年
評価:☆☆☆☆
「高血圧」関係の書籍を読むことが増えたのだが,それはなぜかというと自分が昨年の健康診断で血圧200を記録したためである。すぐ内科の病院にいって診察してもらい,昨日は最高血圧122最低血圧76.通常ではないかと思うが,高血圧状態のときには確かに後頭部がいたかったような気がする。で,最近は塩分控えめにすると同時に,カリウムを意識的に摂取するようにしているが,それはこの本の影響が大きい。著者はメタボリックシンドロームを測定する基準の中でもっとも重視するべきは血圧と団地する。脳卒中,脳梗塞,心不全,腎不全などの血管病とリンクする可能性がきわめて高いからだ。ウエストの基準値については医学的な根拠はまだないというので,やはり血圧の管理には注意するべきなのだろう。一日の間に血圧が変動するので職場高血圧に注意するように,とか運動療法のすすめ。そしてミカンやリンゴをなるべく摂取して,塩の代わりにお酢や香辛料(七味トウガラシ?)の摂取などを具体的に教えて貰える。がん,心臓病,脳卒中が日本人の死因のトップを占めるが,そのナンバー2と3が血圧に関係する。高血圧の人も低血圧の人も血圧の管理,注意したほうがいいですよ(血圧200を記録した自分が言うので,血圧が下がるといかに私生活も仕事も楽になるかは身をもって実感する…〉。
 

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