2008年4月13日日曜日

シンプルに使うパソコン術(講談社)


著者名:鐸木能光 出版社:講談社 発行年:2007年
 フリーソフトを活用してなるべく簡単にパソコンを使っていこうという趣旨のブルーバックス。正直VISTAはあまりにも重くて1・5Gのメモリでもちょっと辛い、ましてやモバイルではさらに辛い…という感想でいっぱいだったのだが余計な視覚効果をぜんぶカットして、さらに「高速VISTA」というソフトをインストール。これでだいぶ軽くなったが、さらにフリーソフトを使い始めるともっと使い勝手がよくなり、この本を読むとさらに便利なソフトが紹介されている…といった次第。wordもそれほど悪いソフトだとは思わないけれど2007は明らかに重装備すぎて、テキストエディタで軽く流したいと思うときにはこの本で紹介されているcoolmintやmkeditorなどが最適。動画や音声ソフトなども紹介されており、「使い勝手」重視のパソコン使用者には、痒いところに手が届く内容。必要以上に高機能でしかも高価なOSやアプリケーションに振り回される時代も早く終わりにしてほしいが、今しばらくは、まだMi○○○softの新商品発売ついていかなければならないのかもしれない。ただ「フリーソフトをうまく使えばもっと快適な動作環境を実現できる」という方向を示してくれた新書として本書はお勧め。電子メールのトラブル防止や簡単なゲームソフトなども紹介されているので堅苦しくなく全部読めるのが嬉しい。

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