2007年12月16日日曜日

数の不思議

著者名;博学こだわり倶楽部   発行年(西暦);1991 出版社;青春出版社
 「数字」というものは抽象的にとらえているだけでは面白くもなんともないが、その意味を考え始めるととてつもなく面白い。ただしこうした「面白さ」のほとんどは、数字以外の歴史や科学といったものとリンクしているため、数学だけで興味が湧くということにはならないわけだが。
 さて、そうした中で「雑学」としての数字エピソードを紹介したこの本は、装丁やつくりの安易さにもかかわらず相当に面白い。別にシステマチックな何かがあるわけでもなく、何の意味もなく「666」のいわれや年号、科学式といったものが羅列されているだけなのだが、それがたまらなく面白い。江戸時代には円の中に四角形をたくさん書いて最初は円周率を3・16としていたのが徐々に修正され、最後には3・14159まで算出していたりする。すごい。
 巻末にはネタ本とおぼしき参考書籍があるが、この手の本はこうした参考書籍からさらに興味が深まる。「数学の歴史」(平凡社)と「数の神秘」(現代出版)が面白そうだ。

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