著者;鶴野充茂 ソフトバンク新書 2006年
仕事とプライベートのミクスチャーとか個人名によるブログやウェブの発信など「個人」を意識したウェブ展開の仕事術を提唱。リアルのコミュニティを作ると同時にいわゆるハンドルネームの悪用などについて警鐘をならすのだが…。ウェブを実名もしくはそれに近いペンネームなどによって展開している人は多いがこのまだウェブの黎明期にはそれなりのリスクを負う可能性もあるのではないか、という疑問もあり。
いかに仕事では力のある人と組んで結果を出すか、という視点にたてば、確かにウェブは人と人の集合体にはなるのだが、通常、管理人あてに公開メールアドレスをトップページに掲載するのは一種のマナーになっている。本当にそのウェブに協調性を見出すのでればデジタルの世界ではハンドルネームで、公開用メールで一般には知られぬ形でアナログの世界では具体名で…というネットワークになるのが現状では一般的だと思う。おそらくオフ会では名刺の交換なども普通はしているだろうし…。
かなりいろいろな分野の書籍を読みますが、まずはビジネス関連書籍を中心に…なお個人的な☆印ですのであまり御参考にはなさらず…自分の好きな本を読んで好きなように活用していただく一助になればと思います。現在合計で2143冊の書籍についてアップロードしています_¢(0-0ヘ)。そろそろ「タグ」をまめにつけて整理していこうかな、と考えています。順不同ですがそのうちに分類基準を決めていきます【^_^】 「濫読」ではあるのですが、定期的に 1.民法・会社法 2.財務会計 3.近代経済学 4.流通・マーケティング 5.世界史関係 の書籍は読むようにしています。
2007年8月19日日曜日
インターネットの法と慣習
著者名;自由秀彰 ソフトバンク新書;2006年
法が正当性を持つ背景などかなり高度な法学入門だと思う。一種の国際比較法的な視点も著述されており、大陸法、英米法として国内法の「制度」の違いの説明とウェブ上での法規制がどうあるべきかということまで紹介。ローマ市民法や教会法などから話が始まるため最初はとっつきにくい面があるかもしれないが、現在、明確な言論規制とか統一基準がない掲示板などに今後予想される「法規制」をあみとくヒントがこのローマ法や開拓時代のアメリカにあるとする著者の想像力はけっして的外れではない。またポリシー・ロンダリングという言葉を用いて国際機関と国内法との関係まで考察されており、条約と憲法が同じ程度の重要性をもつという一般書籍で著述されている「こと」についての問題点もあぶりだし。法学、法社会学、法歴史学の格好の入門書だと思う。
法が正当性を持つ背景などかなり高度な法学入門だと思う。一種の国際比較法的な視点も著述されており、大陸法、英米法として国内法の「制度」の違いの説明とウェブ上での法規制がどうあるべきかということまで紹介。ローマ市民法や教会法などから話が始まるため最初はとっつきにくい面があるかもしれないが、現在、明確な言論規制とか統一基準がない掲示板などに今後予想される「法規制」をあみとくヒントがこのローマ法や開拓時代のアメリカにあるとする著者の想像力はけっして的外れではない。またポリシー・ロンダリングという言葉を用いて国際機関と国内法との関係まで考察されており、条約と憲法が同じ程度の重要性をもつという一般書籍で著述されている「こと」についての問題点もあぶりだし。法学、法社会学、法歴史学の格好の入門書だと思う。
世界一やさしいネットワークの本
著者名 ;山村久美子 発行年(西暦);2004年 翔泳社
絵本のように買い込まれたネットワーク入門の本。小学校で「糸電話で3人以上が会話するためにはどうするべきか」というテーマに取り組む子供たち。ルータ、IPアドレス、MACアドレス、トランスポート層の役割など難しい用語をわかりやすく解説。小学校時代のちょっとしたロマンスなどもからめてあって非常に面白い。そもそもネットワークってなんだろう…と考え始めたときに、基本の糸電話から話を始めていって、しかも絵本風の本にしてしまうというアイデアがいい。
最後に付け足しの二進数やWWWの解説ははたして必要だったのかどうか…。ただこうした絵本がこれから小学生や中学生向けにもいろいろ出版される可能性は高いと思う。だって楽しいし…
絵本のように買い込まれたネットワーク入門の本。小学校で「糸電話で3人以上が会話するためにはどうするべきか」というテーマに取り組む子供たち。ルータ、IPアドレス、MACアドレス、トランスポート層の役割など難しい用語をわかりやすく解説。小学校時代のちょっとしたロマンスなどもからめてあって非常に面白い。そもそもネットワークってなんだろう…と考え始めたときに、基本の糸電話から話を始めていって、しかも絵本風の本にしてしまうというアイデアがいい。
最後に付け足しの二進数やWWWの解説ははたして必要だったのかどうか…。ただこうした絵本がこれから小学生や中学生向けにもいろいろ出版される可能性は高いと思う。だって楽しいし…
まんが式IT塾パケットのしくみ
著者;きみたりゅうじ 出版社;技術評論社 出版年;2006年
バイト情報をパケットにぐるぐる詰め込み、目的地をIPアドレスとして付属。また長い旅になるため「エラー訂正フラグ」などもつけてあげて、出発。そしてルータという門番を潜り抜けてパケットはばらばらに目的地をめざして動く…。で、途中でパケットがおっこちたりしないようにするのがTCP.パケットについているシークエンス番号をもとにして、TCPの協力によりまた受信側でパケットを組み合わせる…。
もうそれはプロの人にはあたりまえ~といわれそうな内容をしっかり具体例で説明してくれているところが有難い。通信は内容がわからないまま使っているが理想的にはやはり自分がどんなソフトをどういうように使っているのか真髄をまずきわめておくことが重要だから…。語り口は面白いし、ネットワークの知識にもなるので値段はやや高いがそれでもお勧めのネットワークの本。
バイト情報をパケットにぐるぐる詰め込み、目的地をIPアドレスとして付属。また長い旅になるため「エラー訂正フラグ」などもつけてあげて、出発。そしてルータという門番を潜り抜けてパケットはばらばらに目的地をめざして動く…。で、途中でパケットがおっこちたりしないようにするのがTCP.パケットについているシークエンス番号をもとにして、TCPの協力によりまた受信側でパケットを組み合わせる…。
もうそれはプロの人にはあたりまえ~といわれそうな内容をしっかり具体例で説明してくれているところが有難い。通信は内容がわからないまま使っているが理想的にはやはり自分がどんなソフトをどういうように使っているのか真髄をまずきわめておくことが重要だから…。語り口は面白いし、ネットワークの知識にもなるので値段はやや高いがそれでもお勧めのネットワークの本。
毎週CPUを買う男
PCファン;毎日コミュニケーションズ;2007年
究極のスケルトンケースに挑戦、毎月3万円づつを貯金して欲しいものをそこから購入するという当初の目的はくずれ、毎週CPUのみを買いあさる貧乏物語と化してしまっているかなり珍しいレポート。著者はやはり仕事抜きでCPUのベンチマーク測定に生きがいを見出しているらしい。最後には貯金どころか借金まで背負って、CPUや周波数の測定にのぞむ。クロックアップを狙うのがCPU購入の正しい下心など独特のセオリーが滲み出す。サーバー用のチップセットでは結構有名なメモリインタリーブといった手法の解説も自作パソコンの作成途中で言及してくれるので楽しみながら勉強もできるすぐれもの。なぜかVIAにたいする入れ込みが非常に激しいのだが…。笑って、しかし考えるCPUのなぜ?を身体をはった取材で追求してくれる編集部のTK氏に感動。
究極のスケルトンケースに挑戦、毎月3万円づつを貯金して欲しいものをそこから購入するという当初の目的はくずれ、毎週CPUのみを買いあさる貧乏物語と化してしまっているかなり珍しいレポート。著者はやはり仕事抜きでCPUのベンチマーク測定に生きがいを見出しているらしい。最後には貯金どころか借金まで背負って、CPUや周波数の測定にのぞむ。クロックアップを狙うのがCPU購入の正しい下心など独特のセオリーが滲み出す。サーバー用のチップセットでは結構有名なメモリインタリーブといった手法の解説も自作パソコンの作成途中で言及してくれるので楽しみながら勉強もできるすぐれもの。なぜかVIAにたいする入れ込みが非常に激しいのだが…。笑って、しかし考えるCPUのなぜ?を身体をはった取材で追求してくれる編集部のTK氏に感動。
人生練習帳
斉藤孝著・草思社・2007年
「通過儀礼」とか「偶然と必然」というのは高校時代に考えていた以上に社会では大きな力と意味を持っていた…ように思う。やはり礼儀というのはそれなりの時間と必然性をへて今に至るわけで、先祖代々続いている儀式なり伝統なりといったものがもつ「力」に対して鈍感でありつづけるわけにはいかない。お盆などで里帰りをする自動車の列がその事実を画像にしてくれている。別に里帰りをするのに日本全国で同じ時期に集中しなくてもよさそうなものだ…と昔は思っていたが、最近はやはりそれもある種の大人への「通過儀礼」なんだ、と思えるようになった。ああいうラッシュを乗り越えていくのが日本で生きるということなんだな、と。
自分自身の生活の細かな一面を鋭く見直す機会を与えてくれる一冊。内容的には「?」という部分もあることにはあるが、生活の細やかなところで、新たな発見をさせてくれるきっかけにはなる本だと思う。
「通過儀礼」とか「偶然と必然」というのは高校時代に考えていた以上に社会では大きな力と意味を持っていた…ように思う。やはり礼儀というのはそれなりの時間と必然性をへて今に至るわけで、先祖代々続いている儀式なり伝統なりといったものがもつ「力」に対して鈍感でありつづけるわけにはいかない。お盆などで里帰りをする自動車の列がその事実を画像にしてくれている。別に里帰りをするのに日本全国で同じ時期に集中しなくてもよさそうなものだ…と昔は思っていたが、最近はやはりそれもある種の大人への「通過儀礼」なんだ、と思えるようになった。ああいうラッシュを乗り越えていくのが日本で生きるということなんだな、と。
自分自身の生活の細かな一面を鋭く見直す機会を与えてくれる一冊。内容的には「?」という部分もあることにはあるが、生活の細やかなところで、新たな発見をさせてくれるきっかけにはなる本だと思う。
平成ホイホイ受験術
多胡輝著;幻冬舎;2003年
昔新書サイズで名作といわれた勉強方法の本が平成にA5判サイズでよみがえる。しかも意外なことに幻冬舎という出版社からの復刊だ。「りっぱな勉強部屋や書斎より廊下や居間の片隅を生かせ」という一種の励ましや、「はじめはいやだけどとりあえず何日かやってみる」など自分自身の経験則からしても「なるほど」と思えるスキルが多い。他人の知識や技術を盗み取るのが進歩の秘訣など仕事にも活用できるワザが紹介されている。「群化」によって記憶量を増やすなど、進歩の秘訣がたくさん。こういうワザなどもいろいろ日常生活に活用して取り入れていくと、一時間の効率がさらに増すような気がする。
昔新書サイズで名作といわれた勉強方法の本が平成にA5判サイズでよみがえる。しかも意外なことに幻冬舎という出版社からの復刊だ。「りっぱな勉強部屋や書斎より廊下や居間の片隅を生かせ」という一種の励ましや、「はじめはいやだけどとりあえず何日かやってみる」など自分自身の経験則からしても「なるほど」と思えるスキルが多い。他人の知識や技術を盗み取るのが進歩の秘訣など仕事にも活用できるワザが紹介されている。「群化」によって記憶量を増やすなど、進歩の秘訣がたくさん。こういうワザなどもいろいろ日常生活に活用して取り入れていくと、一時間の効率がさらに増すような気がする。
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